占いを行う上でも占術の特徴を知っておくと、貴女の悩みに適した占術を選ぶ事ができるので、ぐっと解決に近づくことができます。
皆さんが選ぶ占術の人気順に紹介していきます。
是非気になる占術をチェックしてみてください。
占術 | 特徴や占える事 |
タロット占い | 直近起こること(恋愛/仕事/家庭等全方面) |
エンジェルカード | 悩んでいる事や迷い、良い解釈のメッセージを受け取れる |
六星占術 | 運命、運気、性格、仕事恋愛等の運勢 |
西洋占星術 | 過去や遠い未来も占える/仕事、才能、結婚、人間関係等様々 |
東洋占星術 | 過去〜現在〜未来の運命や宿命から適職や仕事運、相性の良い人等 |
四柱推命 | 的中率が高く習得が大変・才能や性質から仕事、恋愛、健康等幅広く占える |
宿曜占星術 | 性格判断的側面が強い、人との相性(恋愛、人間関係、家族関係等) |
ホラリー占星術 | 1年くらい先の未来の明確な答え、結婚、人間関係、仕事など |
インド占星術 | 生まれ持った素質から、仕事、転職、病気、金運、恋愛、人生の吉凶等幅広く |
チャネリング/霊視 | スピリチュアルな占いが得意、前世や来世から宿命を元に幅広く占える |
チャクラ占い | チャクラの活性度から今の自分の弱い所強い所がわかる |
ルーン占い | 短期的な展望や今日の運勢などの近い未来 |
紫微斗数 | 過去~現在~未来の運命、職業、仕事、人との巡り合わせ等 |
奇門遁甲 | 行動する方位を教えてくれる、数日以内の行動について |
0学占術 | 運命グラフを作り未来の予測や様々なアクシデントを乗り越える |
九星気学 | 吉方位からの転職、引っ越し、相性の良い相手 |
六壬神課 | 目先のこと、人との相性、物を探す、選択死がある場合等が良い |
易学 | 今起きている問題や将来の問題の解決方法を教えてくれる |
五行易 | 短期的な心配事のタイミングや起こす行動がわかる |
数秘術 | 生まれ持った資質や適正、これからどう生きるべきかが分かる |
算命学 | 人生の浮き沈みのリズムから挑戦や控えるタイミングが分かる |
コイン占い | OKかNGかだけでなくその先の運命まで占える |
手相占い | 今のもっている運命等、変わることはある |
人相占い | 変えることができる現状の運勢、最も変えやすく気楽な占い |
誕生日占い | どのような気質を持って生まれたかが簡単に分かる |
おみくじ | 幅広い内容の短期的なメッセージが分かる |
動物占い | 人の本質的や性格、今後の運勢など幅広いことが分かる |
血液型占い | おおまかな人の特性と相性が分かる |
チャネリング
電話占い師のプロフィールをチェックしていると得意な占いの部分に「チャネリング」や「霊視」と書かれていることがよくあります。
なんだかスピリチュアルな雰囲気がありますが、実際にはどのようなことを占ってもらえるのでしょうか。
今回は、チャネリングや霊視について、また電話占いで占ってもらうことができるのかどうかについてご紹介いたします。
チャネリングとは?
そもそもチャネリングとは、占い師が自己催眠状態に入った状態で行う占いのこと。
潜在意識に入り込み、日常とは別の次元から物事を見つめていきます。
チャネリングでは霊界と交信することが可能なチャネラーも存在します。
人間の直感力、インスピレーションとはまた違った観点から占いを受けることが可能になります。
チャネリングができる占い師は限られており、先天的にそのような不思議な力を持っている場合や、後天的に見えるようになったという方もいます。
一般人にはわかりにくい占いですのでいまいち信頼できないという方も多いですが、一度本当に当たるチャネリングを受けると驚くほどにあたっていると驚く方も多いですよ。
チャネリングは電話占いで体験できる?
チャネリングは依頼者の潜在意識へのルートを作って、依頼者の知りたいことを高い次元から見つめていきます。
そのため対面する必要もなく、電話占いからチャネリングをすることは可能です。
しかし、このルート作りは占い師の技術、経験によるところが大きく、未熟な占い師の場合はルート作りに時間がかかってしまう可能性も。
電話占いは1分1分に料金が発生してしまいます。
ルート作りに時間がかかってしまう占い師に依頼すると、料金的には損をしてしまうかもしれません。
クチコミをチェックして、時間稼ぎをしているというような評価がないか確認しておきましょう。
ですが、チャネリングにはどんなに卓越した技術を持っている占い師でも多少時間はかかってしまうもの。
あらかじめ了承してから依頼するようにしましょう。
チャネリングに向いている相談内容
チャネリングでは様々な事柄を占ってもらうことが可能です。
中でもスピリチュアルな占いを行うことが得意。
よくある例が前世、来世を占ってほしいというものです。
前世を占ってもらうことで、どんな使命を背負って生まれ変わってきたのかを知ることができます。
さらに来世を占ってもらうことで、自分は今世で何をすべきかを知ることも可能です。
やりたいことが見つからない、無気力な毎日を送っているという方も、これらの自分の使命を見つけることで生きがいを見つけることができるかもしれません。
また、最近身の回りで不思議なことが起こったという場合もチャネリングのチャンス。
霊界からのあなたへのメッセージを取りこぼすことなく受け取ることができるようになるでしょう。
霊視とは?
一方で霊視とは、依頼者の守護霊、ご先祖様と交信して情報を取得するという占い方法です。
相手の意識に入り込み、考えていることを読み解くという力もあります。
意識のつながり、霊との交信によって依頼者が知りたい情報を入手することが可能になります。
霊視では依頼者の過去、現在、未来を知ることができます。
さらにそれだけでなく、相手の情報を伝えればその相手の気持ちを見ることも可能。
気になる相手や付き合っている相手の考えていることが分からないというときにも利用するのがおすすめです。
霊視は電話占いで体験できる?
霊視は、あなたの表面的な部分ではなく本質を見抜いて占いを行います。
いわばあなたの魂を占っているのです。
そのため対面する必要はなく、電話占いでも十分正確な結果を得ることができるのです。
さらに、守護霊、ご先祖の霊と対話するのが霊視です。
電話越しにはあなたと会話していても、同時に守護霊、ご先祖の霊などと交信しているため、対面する必要はありません。
占いには生年月日や指名を利用することがありますが、霊視ではこのような情報も必要ありません。
占い師が霊と通信し、依頼者が気になることを膨大な情報量の中から引き出してくれるのです。
霊視に向いている相談内容
霊視は守護霊やご先祖の霊、さらに他人の意識にはたらきかける占い方法です。
そのため、最近身の回りに起きた嫌な出来事はどうしてなのか、どのような警告なのか、また何に気をつけなければならないのかなどを知りたいときに利用するといいでしょう。
相手の考えていることを知りたいというときにも霊視は効果的。
チャネリングはあくまであなた自身のことを占ってもらえる方法ですが、霊視れはこのような対人関係の占いも行うことができます。
電話占いでチャネリング・霊視を受けてみよう
チャネリング、霊視についてご紹介いたしました。
電話占いでも利用することができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
チャネリング、霊視を通して、日常とは少し違った不思議な体験をしてみませんか?
チャネリング、霊視は日本最大の電話占いココナラがおすすめです。
ココナラで当たる占い師を探してみる
血液型占い
仲良くなった人に、「血液型、何型?」と聞く人は結構いるのではないでしょうか。特に女性に多いでしょう。
「B型」なんて答えられると、「あ~、やっぱりね~」などと反応した経験のある人もいると思いますが、これは無意識のうちに血液型占いをやってしまっているんですね。
血液型占いとは
血液型占いは日本独自の占いといってもいいでしょう。占星術のように世界各国で行われているものではありません。
というのも、日本人の血液型の分布が、
A型:39%
O型:29%
B型:22%
AB型:10%
と、ややばらつきはあるものの、4つの血液型がそれなりにいるから、という背景があります。
例えばフランスやベルギーのように、A型とO型で9割を占めていたりすると、血液型によって人を分類するなんてナンセンスだと考えるからです。海外の人は「非科学的」だと考えているようです。
血液型によって違う性格のタイプ
とはいえ、血液型によって一定の性格的な傾向は分類できると考えて、性格や行動を探るのが血液型占いです。
血液型によってどのような特徴があるかをみてみましょう。
<A型>
真面目といったらA型でしょう。礼儀正しく、几帳面な人が多いです。コツコツ貯金が出来るのもこのタイプ。
普段優しい分、怒ると怖い、融通が利かなかったりすることも。
<B型>
あまり物事を深く考えない、気分屋的な要素が多いのがB型。若干空気の読めないところもあり、不思議ちゃん扱いされてしまうこともあります。
ただ、考え込んで悩むことも少ないので、さっぱりした性格の人が多いですし、友達は多いのも特徴です。
<O型>
O型はおおらかで細かいことは気にしない人が多く、温厚な性格。しかも気遣いが出来るので、人との関係も円滑にできるでしょう。
おおざっぱでありながら完璧主義の一面もあり、好きなことにはこだわりを強く持っています。
<AB型>
よく、何を考えているか分からないといわれるミステリアスなAB型。基本的には淡白な性格で、感情を表に出すことはあまりありません。
器用なので何でもこなせることが多いのですが、器用貧乏的な一面も。
<親の血液型も入れて分類することも>
4つの分類以外に、親の血液型も考慮した分類があります。
例えば親がB型同士なら子供はBB型ですが、A型とB型から生まれたA型はB型の要素も持っているわけです。
そうなると、A型なのにA型っぽくない楽天的な性格になったりします。親の要素も取り入れると、より詳細に分類することが出来るんです。
血液型占いから分かること
別に嫌いじゃないんだけど、何となくこの人とあわない、と思ったら血液型の相性が良くなかった、という経験はありませんか。
血液型占いでは、個々の性格はもちろんのこと、同性または異性との相性なども見ることが出来ます。●型にはこう接した方がいい、●型の人にはこんな一面がある、など、表面的にはわからないことも、血液型で推測することが可能です。
もちろん、血液型だけにとらわれてはいけませんが、この人はどんな人かな?と思った時に、一つの目安になるかもしれません。
手相占い
手相というのは皆さん昔から馴染みがあるのではないでしょうか。ここに線があると長生きするとか、結婚が遅くなるとか、子供は何人できるとか、本を見たりして調べたことのある人もいると思います。
手相占いとは
手相占いとは、手の平に出来たしわの位置や長さでその人の運勢を見ていくものです。このしわは掌線(しょうせん)といい、その線の位置ごとに名前がついています。
生年月日などは関係なく、今ある手相を見ながら今後の運命などを占っていきます。線の意味などを覚えれば、初心者でも比較的分かりやすい占いです。
手相の占い方
手相占いでは様々な掌線を見ていきますが、最も基本的な7線について説明しましょう!
手相は右手、左手どちらを見ても良いとされていますが、利き手でない方が先天的な運命、利き手が後天的な運命としている占い師もいます。
1.生命線
くっきりと長くはっきりした線が良いとされています。線が薄かったり細い人は少し健康上に問題が起きる可能性も。ただ、長い=長生きとは限らず、生命力の強さと捉えた方が良いでしょう。
2.知能線(頭脳線)
知能線は頭の良さや才能、可能性などを示す線で、1本の人もいれば複数に分かれていることもあります。また、上向きか下向きかによっても見立てが変わってきます。一般的には枝分かれしているタイプ、太いタイプは頭の良い人が多いようです。
3.感情線
その人の持っている感情を表す線であり、恋愛傾向なども見ることが出来ます。感情線は向きと長さ、線の上の面積でその人の感情を見ていくのですが、感情が変わっていくと線の向きも変わっていくので、常にチェックしておくといいかもしれません。
4.運命線
運命線はない人もいます。運命線は社会との関わりや仕事についての傾向を示していることが多いので、子供や専業主婦の方には出ていないことも多いのです。運命線は出方も様々で、その線の長さ、濃さによっていつ頃社会で活躍できるのか、今後の仕事運を知ることが出来ます。
5.太陽線
太陽線は薬指の下から伸びる線で、成功を表す線。つまり、ここに線がない人は大きな成功は見込めないということかもしれません。大きな成功、人気などを掴むには必須の線です。
6.財運線
財運線とは小指の下にある縦線のことで、まさに金運を示す線です。太陽線との組み合わせが大事で、両方あるとなお良いですね。ただし、今なかったとしても後から出てくることもあるので、常にチェックしてみてください。
7.結婚線
結婚線は結婚運を見るための線。小指の付け根の下当たりに出てくる線です。何本かあるように見えると思いますが、一番はっきりした線を基準にします。その線の長さや位置によって、いつ頃結婚するか、結婚生活は長く続くかなどを判断します。
手相占いから分かること
上記で説明した線がすべてあるとは限らないのですが、むしろ変な線があるよりはない方がいい場合もあります。
また、手相というのは変わっていくものなのです。ですから、今もし理想の形になっていなかったとしても、それをあまり気に病まず、「今のままだとこうなってしまうから、今後どうしたら良いか」というように、未来に目を向けていくことをおすすめします。
タロット占い
タロット占いは、そのカードの美しさから女性にもとても人気のある占いです。
タロット占いの歴史は意外と新しく、カード自体は15世紀前半に作られたものが残っていますが、元々はカードゲームとして楽しまれていたようです。
占いとして広まっていたったのは19世紀以降のことですが、本格的に人気が出るようになったのは1970年代以降です。
今ではすっかり占いとして定着し、占星術と並んでとてもよく知られている占いになりました。
タロット占いとは
大アルカナと呼ばれる22枚のカードと、小アルカナと呼ばれる56枚のカードを使って占いますが、大アルカナだけを使う場合もあります。
タロット占いはカードをシャッフルして、そこから出てきたカードからメッセージを読み取ります。一見すると偶然出てきたとしか思えないカードでも、その人にとって何らかの意味があると考えるのがタロット占いなのです。
タロット占いの占い方
タロット占いは、良くシャッフルしたカードの中から1枚カードを引くのが一番簡単な方法です。
出てきたカードの解釈は占い師によって違ってくるので、そのカードを見た時に自分がどんなメッセージを受け取ることができるか、ということが大事になってきます。
カードの引き方にはいくつかやり方がありますが、最もやりやすい方法をご紹介しましょう。
1.心の中でカードに聞きたいことを質問します。
2.カードをよく切ります。
3.カードを左手で3つの山に分けて並べます。(例:左側から順にカードを置く)
4.分けた順番とは逆に、左手で1つにまとめます。(例:右側からカードを集める)
5.一番上のカードを右手で1枚取ります。
そのカードはどんな絵柄だったでしょうか。自分の質問の答えをそのカードから導きだします。
カードの置き方(スプレッド)によって過去、現在、未来を見ることも出来るので、様々なスプレッドを試してみると面白いでしょう。
タロット占いで分かること
タロット占いはそれほど先のことはわかりません。生年月日や名前などを使うわけではないので、その人の今後の運命を占ったり、向いている仕事を探したり、というような占星術などとはちょっと違います。
出てきたカードのメッセージを読み取るので、今まさに必要としていることは何か、ということを読み解く占いです。
・今好きな人がいるけどその人とうまくいくか
・転職で悩んでいるけどするべきかどうか
・今日は何かいいことある?
というような、まさに今悩んでいることについてのメッセージをもらうものだと思ってください。
人相占い
いい運を持った顔、といわれたら嬉しいですね。人の顔を見ただけで、その人の性格から運勢まで分かってしまうという人相占い。結果を知るのが怖い気もしますが。
どのような人相がいい運勢を持っているのか知りたいと思いませんか?人相占いの基本についてご紹介します。
人相占いとは?
人相占いとは「顔相占い」と呼ばれることもあります。顔の形や目や鼻などのパーツごとの形などからその人の性格や運勢を占っていきます。
ということは、人は見た目なのか!?と思いますが、性格というのはやはり表情などにも出ますから、人相占いは占いの中でも比較的分かりやすいものですね。
生まれ持った顔から今後の運勢などを見ていくことが出来る楽しい占いですが、整形などをして顔を変えてしまうと運命も変わる可能性があります。
人相占いの占い方
基本の人相占いは、
・顔の形、大きさ
・目の形
・鼻の形、高さ
・口の形
などを見ていきます。
そして、顔を3つに分けてその人の一生を見ていきます。
・上停(じょうてい):20くらいまでの運勢
・中停(ちゅうてい):20~40歳くらいまでの運勢
・下停(かてい):40歳くらいからあとの運勢
つまり、性格・人格などをひも解いていくのは顔全体、パーツの形などを見て占い、今年齢がいくつくらいなのかによってどの位置にスポットを当てるかが変わってくるということですね。
この他にも、髪型、しわ、ほくろの位置、歯、声、肌、ファッション、メイクなども合わせて総合的に見ていくのが人相占いです。
また、人相学自体はとても古くからあるものなので、昔からの方法として顔を12のパーツに分ける「十二宮」という占い方もあります。肉付き、血色などを見ながらその人の性格などを占っていきます。
これらの要素を組み合わせて、結婚はもちろんのこと、仕事運や金運なども見ていくのですが、人相占いからすると、「人は見た目通り」と思った方がいいかもしれません。
人相占いから分かること
肌の色つやが良く、目も生き生きしていて、明るい表情をしていると良い運勢がもたらされそうです。逆に口角が下がり、肌トラブルも多く、暗い表情をしていたら良い運気など巡ってこないでしょう。
しかし言うまでもないことですが、人相というのは自分の心次第でいくらでも変わるものです。骨格は変えられなくても表情は変えられます。
つまり、運勢は自分で変えられるということ。もし今の人相占いの結果が理想のものでなければ、理想の人生に近づくように人相を変えていけば良いだけの話ですから、あまり占いの結果に一喜一憂しなくてもよいでしょう。
動物占い
一時期、書店でもよく見かけた動物占いの本。この占いが日本で編み出されたものだって、ご存知でしたか?
昔のブームが再燃か、最近動物占いが進化しているようです。基本の動物占いから進化系ものまでご紹介しますね。
動物占いとは?
動物占いのベースとなっているのは東洋占星術の一つである四柱推命です。「占いの帝王」とも呼ばれる四柱推命は習得するのが難しい占いですが、的中率も非常に高い占いです。
その他にも易学や心理学などを加えて、新しい占いとして生まれたのが動物占いなのです。
動物が前面に出ていると、なんだか子供の占いのように感じてしまいますが、中国思想がベースである四柱推命が元になっていると聞けば、当たる気がするのではないでしょうか。
動物占いの占い方
動物占いに必要なのは生年月日だけ。これで、どの動物に当てはまるかが分かります。
<12のキャラクター>
動物占いに出てくるキャラクター達はこの動物!
・猿
・チーター
・黒ひょう
・ライオン
・虎
・たぬき
・子守熊
・ゾウ
・ひつじ
・ペガサス
・狼
・こじか
ペガサスが動物なのかどうかは疑問ですが、やはり空を飛ぶだけのことはあって、束縛は嫌いなんだそうです。
犬や猫、うさぎなどの親しみやすい動物ではないところが人気の秘密なのでしょうか。
<4つのグループ>
これも、性格の傾向によって分けられた4つのグループで、12のキャラクター達がそれぞれこの4つのグループに振り分けられています。
・太陽グループ(ペガサス、チータ、ライオン、ゾウ)
・地球グループ(虎、子守熊、猿、狼)
・新月グループ(こじか、たぬき)
・満月グループ(黒ひょう、ひつじ)
<5アニマル>
生年月日から、全部で5つの動物を導きだします。
・本質(基本的な性格)
・表面(人の前で演じているキャラ)
・意思決定(大事な場面で出てくるキャラ)
・希望(理想のキャラ)
・隠れ(ピンチの時に出てくるキャラ)
例えば、本質キャラは虎、人前ではたぬき、でも理想のキャラはひつじ、というように、その人の様々な性格の側面が分かるというわけですね。
<進化した動物占い>
進化系では単なる生年月日ではなく、対応表を使って出た数字と自分の生まれた日を足して出た数字から、当てはまる動物を導きだします。
//生年月日表と動物の一覧があると良いかと思います//
例えば1985年7月生まれは「37」が表にあります。それと生まれた日(例えば15日)を足すと52になります。
52だと「統率力のあるライオン」になります。
動物の種類が60種類なので、60を超えたらその数字から60を引いてください。
動物占いから分かること
動物占いはベースが四柱推命ですから、その人の本質的なことや性格、今後の運勢など幅広いことを占うことが出来ます。
また、人との相性や適した仕事などもわかります。それぞれのキャラクターが属するグループがありますから、例えば上司や部下、友達の生年月日が分かれば、そのキャラクターやグループとの相性、どう対応すればより良い人間関係が築けるか、ということもわかるようになります。
自分の運勢だけでなく、人との関係を円滑にするために役立てられるのも動物占いの面白いところです。
易学とは?
中国で古くから基本とされる五経。易経、詩経、書経、春秋、礼記、この5つを合わせて五経と呼びますが、易はこのうちの一つです。
およそ4000年も前から伝わる書物であり、それを土台にして発展してきたのが易学です。
易学とは?
易学とは本来、単なる占いの域を超えて、自然界と人間界の調和や相関について考え、人とは?宇宙とは?といったことを追求していく学問である、ということを忘れていはいけません。
現在では占いの側面が強いものの、もっと人としての根本的な問題、常に変化していく自然やこの世をどう捉え、どのような人生を自分自身で創造していくべきなのか、ということを考えていくためのツールです。
易学の占い方
街角の占い師が長い竹の棒をたくさん持って、それをじゃらじゃらと操りながら占っている様子をテレビやマンガなどで見たことがあるかもしれません。
あの竹の棒を筮竹(ぜいちく)といいます。これを50本使います。30~50cmほどの長さがあって、易者といえばこの細い棒がシンボルですね。
その他には、算木(さんぎ)、筮筒(ぜいとう)、掛肋器(けろくき)という道具を使いますが、筮竹の代わりにコインやサイコロを使う場合もあります。
占い方は「本筮法」「中筮法」「略筮法」などいくつかあります。
本筮法は18回筮竹を回す正式な方法ですが、少々時間も手間もかかるので、実際にはあまり使われていないようです。
中筮法、略筮法は本筮法をやや簡略化したもの。50本の筮竹の中から1本筮竹を抜き出して筮筒に立てておきます。
残りの筮竹を6回操作するのが中筮法、3回操作するのが略筮法です。
操作の回数の違いはありますが、大切なのは筮竹を扱う時の易者の気持ちです。精神を集中し、占う内容をしっかりと思い浮かべながら、易神に対して正しい卦(け)を立ててもらうようと祈念します。易学ではここでの精神集中が何より大事だとされています。
そして出た卦によって現在や未来の問題をひも解いていくのです。
易学で分かることは
易学では生年月日などは使いません。その代わり、今起きている問題や将来のことなどを易神に聞くことによって易者が悩みの解決法を導きだします。
占いの中ではタロット占いに近いかもしれません。出た卦からどのような法則を導きだすかということは、出たカードからどのようなメッセージを受け取るか、というタロット占いと似ています。
易経は元々宇宙と人との関わりを追求する学問ですから、具体的にいくつで結婚するのかとか、いつ転職したらいいか、というよりは、宇宙の法則から「今どのように行動すべきか」というアドバイスがもらえる占いだと思えば良いでしょう。
0学占術
0学占術という、占い好きでないとあまり聞き慣れない名前の占術は、単なる占いの域を超え、運命を分析する学問として今注目を集めています。
自分の運命の浮き沈みを知り、今後どのように対処していけば良いのかということを知るためのツールとして、占いを科学として役立てようというものです。
0学占術とは
0学占術は比較的新しい占いで、御射山宇彦(みさやま・うひこ)という人が作り出した占術です。
西洋占星術、東洋占術(五行八卦など)、易学などをベースに様々な占術を取り入れ、独自の「運命分析学」として確立させました。
単なる「星占い」というよりは、一人一人に生まれ持った支配星があり、その星が性格や運命の流れを決めているという考え方の元、「運命グラフ」を作って、今後どのような浮き沈みがあるのかという子をと分析していくものです。
0学占術の占い方
0学占術では、次の要素を元にその人の運命をひも解いていきます。
・0星(ゼロスター)
・支配星
・0学星座
・生まれの性
・運命相性
0星とはその人が生まれ持った星のことであり、生年月日から導きだされるものです。六王星とも呼ばれます。
・水王星
・木王星
・月王星
・火王星
・金王星
・土王星
の6つです。
それぞれが陰と陽に分かれ、さらに12の支配星に分類されます。
・水王星 陽:水星、陰:氷王星
・木王星 陽:木星、陰:海王星
・月王星 陽:月星、陰:魚王星
・火王星 陽:火星、陰:冥王星
・金王星 陽:金星、陰:小王星
・土王星 陽:土星、陰:天王星
陰と陽というのは明るい、くらいという意味ではなく、受動的もしくは能動的かという性質を表す言葉です。
そして、生まれた時間などから12の星座が割り当てられます。
・小熊座
・牡牛座
・山猫座
・兎座
・龍座
・蛇座
・小馬座
・山羊座
・ヘラクレス座
・鷲座
・大犬座
・大熊座
の12星座です。
星座といっても、西洋占星術の星座とは違うことが分かると思います。(同じものは牡牛座と山羊座だけ)
これらの支配星、星座を決めるのは生年月日から自分の運命数を知る必要があります。「生年・月数表」に割り当てられた数字から
例えば1980年1月生まれの人には「9」という数字が割り当てられています。それに自分が生まれた日(例えば15日だとして)を足した数が運命数となります。
9+15=24←1980年1月15日生まれの運命数
この運命数から0星や星座を知ることが出来ます。
上記の生年月日だと、
0星(六星):火王星
支配星:火星(偶数年なので陽の性質)
星座:小馬座
干支:午
となります。
0学占術で運命を分析!
0学占術では12年周期で運命が巡ると考え、「運命グラフ」を作ることで科学的に解明していこうとするものです。
いいことばかりではない人生ですが、だからこそ先を予測して、アクシデントをどう乗り切るのかということを自分なりに考えていくための材料に出来るのが0学占術という占いなのです。
エンジェルカード
エンジェルカードとは、美しい天使の絵柄が描いてあるカードのことで、オラクルカードの一種です。
見ているだけでもうっとりするような美しいカードですが、このカードからどのようなことが分かるのでしょうか。
エンジェルカードとは
エンジェルカードは一般的な占いとは少し違っていて、そのカードのメッセージを受け取るというスピリチュアルな使い方をするものです。占いだという捉え方をしない方がいいでしょう。
何歳で結婚するとか、転職に適した時期がいつか、という具体的なことを知るというよりは、今の自分に必要な天からのメッセージを受け取るためのカードです。
どのメッセージも慈愛に満ちた優しいもので、心を穏やかに落ち着かせてくれます。疲れていたり、ストレスで心がささくれ立っている時などに使うと、美しいカードが心を和ませてくれることでしょう。
エンジェルカードの使い方
エンジェルカードはタロットカードに少し似ていますが、もう少し簡単です。
タロットカードはカードを引いて、そのカードの意味するところをどう解釈していくか、という占い方法なので、占う人によって解釈が違ってくることもありますし、自分の捉え方次第という側面もあります。
それに対してエンジェルカードはそれぞれのカードにメッセージが書いてあるので、そのまま受け取ればいいんですね。難しい解釈を必要としないので、誰でも楽しむことが出来ます。
カードは、質問したいことを思い浮かべながら1枚引いてメッセージを見てもいいですし、絵柄を見ながらなんとなく「これ!」と思ったもののメッセージを読むのでも構いません。
そして、できれば使う前に浄化することをおすすめします。カードを引くたびに、私たちがカードからのエネルギーを受け取ると同時に、カードは使う人のネガティブなエネルギーを浴び、様々な感情も移っているからです。
すべてのカードを利き手と反対の方の手で持って、利き手でカードを軽くコンコン叩きます。簡単ですが、これで前回の質問や残っている負のエネルギーが浄化できます。
エンジェルカードから分かること
エンジェルカードは今自分に必要なメッセージを受け取ることが出来るので、悩みがあったり、何かについて迷いが生じた時などに引くといいでしょう。
今実際に自分に起きていることについて、自分なりにどう解釈すればいいか、という助けにもなると思います。
そのカードのメッセージを読んで、前向きな気持ちになれることが大事。気持ちを楽にして、自分を信じる気持ちを取り戻すために使って欲しいと思います。
エンジェルカードにはネガティブなことは書かれていないので、どんなことでも質問は可能です。恋愛、健康、金運など、より良い未来を呼び込むために、私は今何をすべきか?という問いかけをしながらカードを引いてください。
生まれた日に何らかの意味があると考える人は多く、占星術なども生まれた日をベースにして運勢を考えますよね。
それをもっと簡略化したのが誕生日占いです。自分の誕生日はどんな運勢が待っているのか、調べてみるのも面白いと思いますよ。
誕生日占いとは
占いの世界には、「人は生まれる日を選んで生まれてくる」という考え方があります。それに従って、生まれた日そのものに意味を持たせるのが誕生日占いです。
星座や血液型で占うよりも良く当たるといわれるのは、誕生日の数だけ占いの結果があるからでしょう。
誕生日占いの占い方
誕生日占いに必要なのは誕生日だけです。生まれた時間も血液型も必要ありません。生まれた日で占うので、365通りの運勢があるということになります。
また、誕生日の日にちだけで占う場合もありますし、占い師によっては生まれた年も含めて「生年月日占い」という形で占う人もいるようです。
生まれた年まで見ていけば、さらに詳しい運勢が分かるようになるでしょう。
もう一つ、単なる誕生日を見るだけで占うのではなく、生年月日の数字を足して計算し、その結果から運勢を占うという誕生日占いもあります。
<例>
1982年3月17日生まれの人の場合
1.生年と月日を足します。
1982+3+17=2002
2.出た数字を一つずつ足します。
2+0+0+2=4
※この時点で2桁になっていれば、それをさらにばらして足します(11なら1+1=2)
3.最後に出た1桁の数字で占います。
このやり方ですと、365通りではなくて1~9までの9通りということになりますね。
誕生日占いから分かること
生まれた日に意味があることから、
・生まれ持った気質
・性格
・才能
・適職
・金運
・恋愛運
・健康運
・相性
など、様々なことが分かります。
生年月日さえ分かればいいので、自分だけなく、家族や恋人、友達の運勢も占うことが出来ます。
誕生日が同じならすべて同じ運勢になるの?と思うかもしれませんが、運命というものは努力次第で変えていけるものですし、生まれ育った環境などによっても変わってきます。
憧れの芸能人と同じ誕生日だったからといって、その人と同じ運勢だとは限りませんよね。それは後天的な要素が色々違ってくるからです。
生年月日占いで参考にするなら、どのような気質を持って生まれてきたか、ということでしょう。性格は後から作られるものですが、生まれ持った気質は変わりません。
自分の気質のいいところを活かしながら、人生の浮き沈みにも対応できるように、今後の運勢について考えていきたいですね。
西洋占星術
西洋占星術はもしかしたら女性に一番人気のある占いかも知れませんね。「星占い」として、テレビやインターネットで「今日の運勢」や「今日のラッキーアイテム」などが出ていれば、つい自分の星座をチェックしてしまったりしませんか。
そんな人気の西洋占星術はとても古い歴史を持っているのです。
西洋占星術とは?
占星術の起源はとても古く、古代バビロニアで誕生したといわれています。それがギリシャや中東を経由してヨーロッパで発展しました。
ローマ帝国の衰退とともにいったん停滞期を迎えるものの、中世になり古代ギリシャの学問を復興させようという流れの中で再び注目を浴びます。
ところがその後コペルニクスを始めとした科学者達によって新たな宇宙観が形作られる中で、占星術は科学ではなく誤った古い知識としてのレッテルを貼られてしまいます。
しかし人々の星への憧れは途切れることはありませんでした。今ではただ運命を知るというだけでなく、より良い人生を生きるためのツールとして人々に親しまれています。
西洋占星術では、生まれた時に次の10個の星がどこに位置していたか、ということを重視します。
・太陽
・月
・水星
・金星
・火星
・木星
・土星
・天王星
・海王星
・冥王星
東洋占星術が干支や暦を元に季節が巡るという考え方をするのに対し、西洋占星術では二度と同じ星は巡ってこないと考えます。つまり、時間を不可逆的な1本の直線として捉えているのです。
西洋占星術の占い方
西洋占星術で必要なのが「ホロスコープ」です。これは星の位置を表す図のことで、中でも最も重要なのが生まれた日、生まれた時間のホロスコープです。
これはあなたが生まれた瞬間の星の配置を示すもので、「バースチャート」と呼ばれます。この星の配置図から、その人の生まれ持った性格や才能などを解読していきます。
西洋占星術には、
1.サイン
2.惑星
3.アスペクト
4.ハウス
の4つの要素があります。
サインとはおなじみの、牡羊座、牡牛座などの12星座のことです。
そしてもう一つの重要な要素が「惑星」です。惑星は前項で説明した10個の星のことで、バースチャートを見た時に太陽がどのサインのところにあるか、ということからあなたの星座が決まるのです。
次に見るのは惑星と惑星の角度(アスペクト)、12のサインとは別に分割された「ハウス」にある星の位置からその人の過去や現在、未来をひも解いていきます。
西洋占星術で分かること
西洋占星術は、ある瞬間の星の位置を元に人生の流れを考えていきますから、生まれた日の星の位置からホロスコープを作り、今の星の位置と照らし合わせて
・あなたの性格や才能
・適した仕事
・結婚はいつ頃か
・人間関係
など、様々なことが分かります。
星の動きを元に考えるので、過去のことはもちろん、遠い未来のことも予測が可能なのです。
東洋占星術
占星術というと西洋占星術が最も有名だと思いますが、東洋にも占星術があるのをご存知でしょうか。元々は同じ占星術を出発点としていますが、2つは発展の仕方が違いました。
元々は古代バビロニアで始まった占術が、アラブやヨーロッパ諸国でホロスコープを用いて占う方法として広まってたのが西洋占星術です。
それに対して、東洋占星術はインドに渡り、そこから中国へと渡っていくうちに、インド密教や東洋独自の文化を取り入れて発展してきました。
東洋占星術とはどんな占い?
「東洋占星術」という固有の占いがあるのではなく、宿曜占星術や算命学、四柱推命、九星気学など様々な占術があるのです。中国で独自に発展した占術である紫微斗数(しびとすう)も東洋占星術の一つです。
東洋占星術では、万物を構成する要素として「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(こん)」「水(すい)」があると考えます。
そして一定のサイクルを繰り返す暦を用いて、時間や季節は循環するものと考えます。ここも西洋との違いです。
東洋占星術の占い方
東洋占星術は生年月日から算出した「人体星図」という命式を作り、そこからその人の運命を見ていきます。
東洋独自のホロスコープを用いたり、該当する干支や星などを読み解きながらその人の今後の運命をひも解いていくのです。
西洋占星術が、天体にある星の実際の動きを見ながら占うのに対し、東洋占星術はその人が生まれながらにして持っている宿命・運命を統計的に見ていく占いです。
宿命は変えられないという考え方が元にあり、より良く生きていくためにはどうすればいいのかということを考える学問なのです。
東洋占星術で分かることは?
占いには近くに起こることが分かるものや過去をひも解いて現在の状況を占うものなど色々ありますが、東洋占星術でわかるのはその人の生まれ持った宿命や運命です。
また、西洋占星術では生まれた時間まではっきり分からないと占いの精度が落ちるのに対し、東洋占星術では生まれた日さえわかれば推測は可能です。
過去のことから現在おかれている状況、そして未来に起こるであろうことも予測が可能です。あなたに向いている職業は?これからの仕事運は?相性の良い人との巡り合わせは?ということを知ることができます。
と同時に、不運なことが起きやすい時期も予測できるので、そういった時はどのように過ごせばいいのか、それを回避するためにどんな行動をとれば良いのかという予測を立てることも出来るのです。
四柱推命
四柱推命は占いの中でも非常に的中率が高いといわれているもので、習得するには5~10年かかるといわれています。
中国の思想をベースにした占いですが、これから起こることだけでなく、その人の努力次第で変えられる後天的な運命まで予測できるため、東洋の占いの中でも最も信頼されている占いです。そのため、「占いの帝王」と呼ばれることもあります。
四柱推命は運命を見通す学問
四柱推命は中国の陰陽五行説をベースにしています。世の中はすべて陰と陽に分かれ、「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(こん)」「水(すい)」の5つの要素で構成されているという考え方です。
これをベースにして、生まれた日からその人の運命を占います。過去、現在、未来の3つを予見し、その人の生まれながら持っている性質や、これから待ち受けている運命を見通す運命学なのです。
四柱推命の名の由来
四柱推命では
・生まれた年「年柱(ねんちゅう)」
・生まれた月「月柱(げっちゅう)」
・生まれた日「日柱(にっちゅう)」
・生まれた時間「時柱(じちゅう)」
という4つの柱からその人の運命を占うので、このような名がついたと考えられています。
生まれた時間については正確に分からない方もいると思いますが、生年月日だけでもある程度のことは推測できるようになっています。
四柱推命の占い方
必要な情報は生年月日と生まれた時間だけなのですが、その解釈は非常に難しく、4つの柱から導きだされた「干支(えと)」や星からその人の運命を推測していきます。
生年月日から導きだされた干支が配置された表を「命式」といい、これを読み解くにはかなりの修行が必要です。
干支は「十干(甲、乙、丙、丁、戌、己、庚、辛、壬、癸)」、「十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)」の組み合わせで60種類あります。
この干支に通変星(つうへんせい)、十二運星(じゅうにうんせい)などの星の動きを組み合わせてその人固有の命式を作り、運命をひも解いていきます。
今では生年月日を入れるだけでこの命式を作ってくれて、おおよその運命を知ることができるウェブサイトもあります。
四柱推命占いから分かること
古代中国では政治の方針や戦の勝敗を占うものとして使われてきたくらい信頼性の高いもので、その人の性格や性質はもちろんのこと、どのような才能を持っているかということも分かるので、
・適職はどんな仕事か
・良縁に恵まれるか
・今後の金銭運は
・仕事はうまくいくか
・今後どのような病気にかかりやすいか
など、未来のことも見通すことが出来るのです。
また、人との相性を見ることも出来るので、相手の生年月日と生まれた時間が分かると相性を診断することもできます。
チャクラ占い
チャクラという言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、どんなものなのかを説明できるかというとちょっと難しそうですね。
人の身体に7つあるといわれるチャクラは、その色によってそれぞれ意味があります。ヨガをやっている方はご存知かもしれません。
そんなチャクラを使った占いではどのようなことが分かるのかをご紹介しましょう。
チャクラ占いとは?
チャクラとはインドのサンスクリット語で「車輪」「回転」を意味する言葉で、エネルギーの出入り口です。宇宙からのエネルギーを受け取り、身体の中を通って出ていくための通り道ですね。
7つのチャクラを開くことでエネルギーがスムーズに流れるようになるので、心身ともに健康でいられるという考え方です。
もちろん、どこかにそのような印がついているわけではないので、チャクラは目に見えません。ですから、色々と問診をしながら、また、その人の様子を見ながらチャクラの診断をしていきます。
チャクラ占いの占い方
チャクラ占いは、占い師によって占い方も様々です。勉強すれば見えるようになるものでもないので、相手にいくつか質問をすることでチャクラの様子を判断し、どのチャクラを活性化すべきか、ということを診断していきます。
また、チャクラはヨガやレイキ、ヒーリング、ヒプノセラピー(催眠療法)などと組み合わせて使われることも多く、スピリチュアル的な側面が特徴とも言えるでしょう。
ですから、具体的に結婚がいつかとか、転職の時期はいつがいいか、といったような、一般的な占いで見てもらう内容ではなく、どのチャクラを活性化すべきかということを診断し、それを心身の健康に役立てるための占いです。
<チャクラの意味>
各チャクラの場所、色、意味をご紹介します。
第1チャクラ
尾てい骨、赤
生命力、本能、活力
第2チャクラ
おへその下、オレンジ
創造性、情緒、感情、自己実現
第3チャクラ
胃(みぞおち)、黄色
知的活動、自信、感性、精神の安定
第4チャクラ
心臓、緑
感情、情緒、愛情、思いやり
第5チャクラ
喉、青
人間関係、コミュニケーション、夢、理想、表現力
第6チャクラ
眉間、藍色
直感、ひらめき、創造性、クリエイティブ
第7チャクラ
頭頂部、紫
肉体と精神の統合、魂の浄化
チャクラ占いで分かること
チャクラの診断で分かるのは、チャクラの活性度です。例えば、精神的に不安定になっている時には第3チャクラが弱っています。
喉の調子が悪い時には第5チャクラが弱っており、言葉を使ったコミュニケーションに支障が出たりします。
このようにして、調子の悪いところはないか、弱っているところはないかというところを見ながら、チャクラの活性を調べ、エネルギーの流れが正常かどうかを診断します。
それによって弱っているチャクラがあれば、それを活性化させる方法を教えてもらえます。
宿陽占星術
宿陽占星術という名前はあまり聞き慣れない占いですね。東洋占星術の一つですが、インド発祥の星占いです。
かの有名な弘法大師が中国から持ち帰ったという宿陽占星術は、密教の広まりとともに日本でも使われるようになりました。
宿陽占星術とは?
正式名称を「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経(もんじゅしりぼさつしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくしゅくようきょう)」といいます。なんて長い名前なんでしょうか。これは真言密教の教典に由来する名前で、一般的には「宿曜経」と略します。
その的中率の高さから、織田信長も戦略を練る際に使っていたといわれています。しかし江戸幕府によって封印されてしまったため、しばらくなりを潜めることになります。あまりに当たるので、幕府が独占したくなったのでしょうか。
復活したのは明治に入ってから。自分の運勢だけでなく、人との相性を見る上で非常に的中率が高いと、再び注目を浴びるようになりました。
宿陽占星術の占い方
占星術というと乙女座などの12星座が浮かぶ人が多いでしょう。宿陽占星術では27宿に分類された宿と、宿曜12宮と呼ばれるものから運勢を占います。
西洋占星術が黄道12宮(太陽の運行を元にしている)から占うのに対し、宿陽占星術は宿曜12宮(月の運行を元にしている)から占うという大きな違いがあります。
<北方七宿(玄武)>
斗宿、女宿、虚宿、危宿、室宿、壁宿
<東方七宿(青龍)>
角宿、亢宿、底宿、房宿、心宿、尾宿、箕宿
<西方七宿(白虎)>
奎宿、婁宿、胃宿、昴宿、畢宿、觜宿、参宿
<南方七宿(朱雀)>
井宿、鬼宿、柳宿、星宿、張宿、翼宿、軫宿
宿の名前は知らなくても、朱雀、青龍という名称は目にしたことがあると思います。この宿それぞれに特徴があり、どこに当てはまるかでその人の性格や性質、能力などを占うことが出来ます。
相手の宿を知ることで、自分との相性も占うことが出来ます。
<宿曜12宮>
羊宮、牛宮、夫妻宮、蟹宮、獅子宮、女宮、秤宮、蝎宮、弓宮、磨宮、瓶宮、魚宮
これらはどことなく、西洋占星術の星座と名前が似ていますね。
生年月日からこれらのどこに当てはまるのかを割り出し、今日の運勢から今年の運勢まで、幅広く占うことが出来ます。
※宿陽占星術の中には28宿で占うものもあります。28宿の場合は「牛宿」が加わります。
宿陽占星術から分かること
宿曜占星術は、ただ未来を占うというよりは、性格判断的な側面が大きい占いだと言えるでしょう。どの宿に属すかで自分の特性が分かりますから、それを今後の人生にどう活かしていくべきかということを考える助けになります。
また、人との相性についても的中率が高いので、恋愛だけでなく、職場の人間関係(上司と部下、同僚など)、家族関係、友人関係などを円滑にするための指針としても使うことが出来るでしょう。
コイン占い
コインを投げて、「表?裏?」というコイン占いは、誰しも子供の頃に一度はやってみたことがあるのではないでしょうか。
今回は、遊びではない、本格的なコイン占いをご紹介しますから、ぜひ試してみてください!
【コイン占いとは】
コイン占いはコインの表と裏、どちらが出たかで吉凶などを占うもの。一番簡単なのは、何か質問をしながら表か裏かで答えを決める、というような占いですね。
例えば、AとBでどちらに使用か悩んでいるんだけど、という時は、1枚のコインを投げて表が出たらA、裏が出たらBというような簡単なものです。
子供の遊びかと思いきや、実はちゃんとした占術が元になっているものだったんです。
「易」という中国の占いですが、易で皆さんがよく目にするのは筮竹(ぜいちく)という細い竹の棒ですね。ああ、あの占い師がジャラジャラやってるやつね、と分かると思います。
その筮竹の代わりにコインを使うこともあるので、遊びではなくきちんとした占いなんですよ!
【コイン占いのやり方】
コイン占いは色々やり方があるのですが、コイン1枚あれば出来る方法をご紹介しますね。
コインは裏と表がはっきり分かるものであれば何でもOKです。恋愛について占うなら、「ご縁がありますように」と5円玉を使うのもいいでしょう。
まずコインを投げて、表が出たら「ー」、裏が出たら「- -」として、6回投げます。1投目の結果を紙に書き、2投目の結果をその上に書き、と続けていき、6投目までの結果を下から上に積み上げていきます。これが易でいう「卦(け)」です。
この卦(け)を表にしたものが下記になります。
それぞれの解説は下をご覧ください。
★1卦 乾為天(けんいてん)……頂点を極めれば落ちるだけ。調子に乗りすぎないことを心がけてください。
★2卦 坤為地(こんいち)……開運のキーワードは「謙虚」。何があってもあるがままに受け入れる従順な姿勢を心がけましょう。人の意見を聞くこと。年配の女性がよきアドバイスをくれるでしょう。
★3卦 水雷屯(すいらいちゅん)……何かを新しくはじめるときに困難はつきものです。ただ、タイミングを見極めて、新しい未来のための行動をはじめましょう。よい目標を持っていても、時期尚早な行動は失敗のもとです。
★4卦 山水蒙(さんすいもう)……目標があいまいではないか? 夢があっても力が不足しているのではないか? と自分に問いかけてみて。また、信頼できる一人に、一回限り、教えやアドバイスをもらうのも吉です。
★5卦 水天需(すいてんじゅ)……望みが叶いそうでなかなか叶わないときです。待つしかありません。
★6卦 天水訟(てんすいしょう)……正しい主張をしても受け入れてもらえないときですが、ここは一歩譲って平和に解決する道を探りましょう。最後まで争ったり、裁判を起こしたりしてもよい結果を招きません。
★7卦 地水師(ちすいし)……キーワードは戦争。戦争で軍隊を率いるように、人を動かすにはリーダーシップが欠かせません。また、戦争に武器が必要なように、ビジネスには経営センスや責任、恋愛には財力や魅力などの“武装”が必要。
★8卦 水地比(すいちひ)……密に人と親しむときです。とはいえ、人と楽しく過ごしつつも、人に後れをとってはいけません。ライバルは少なくありません。
★9卦 風天小畜(ふうてんしょうちく)……「いいことありそう!」と思っても、気配だけで実態はありません。目の前にあるうまい話には乗らないで。大きな願いほど停滞するとき。
★10卦 天沢履(てんたくり)……虎の尾を踏むような危険が目の前に迫っています。
★11卦 地天泰(ちてんたい)……すべてのものごとのバランスがよく、安泰に過ごせます。天下泰平の時代は永遠に続くわけではないので、いかに長続きさせるかが重要なのです。
★12卦 天地否(てんちひ)……何をしても運が味方してくれないときです。口がふさがれ、言いたいことが言えないようなもどかしい思いをすることもあるでしょう。
★13卦 天火同人(てんかどうじん)……趣味の仲間、同じ目的を持った仲間を得て、協力しながら進んでいくときです。交際中のカップルは恋人どまりで結婚はまだです。
★14卦 火天大有(かてんたいゆう)……真昼に天高く昇った太陽のように、いまが一番いいときです。早めの行動を心がけましょう。
★15卦 地山謙(ちざんけん)……運気としては最初はぱっとせず、あまりいいことはありません。謙虚でいればあとからよくなってきます。
★16卦 雷地予(らいちよ)……望むものはもうすぐ手に入りそう。最高の形で手にするためには、早めの準備が大事。
★17卦 沢雷隨(たくらいずい)……開運キーワードは「従う」です。私利私欲を捨て相手を喜ばせる気持ちを持つことで、相手も喜んでこちらに従ってくれます。人だけではなく“時”に従うことも大切。
★18卦 山風蠱(さんぷうこ)……「いつかやればいいや」と、面倒なことをあと回しにしていませんか? そろそろ決着をつけるべきタイミングです。
★19卦 地沢臨(ちたくりん)……雷のようなスピードで、急激な変化が起こることでしょう。変化には臨機応変に対応し、チャンスを見逃さないようにしましょう。
★20卦 風地観(ふうちかん)……観光で美しいものを見て回るイメージ。ただ、見た目にきれいなものは実態がないことが多いのでうまい話には注意。
★21卦 火雷噬ごう(からいぜいごう)……奥歯にものが挟まって食べものが噛みくだけないように、ライバルは手強いでしょう。手段を選ばずに突き進むことで打開できます。
★22卦 山火賁(さんかひ)……「飾る」ことに縁があるとき。部屋の改装やおしゃれな、エステ、習いごとなどもいいでしょう。
★23卦 山地剥(さんちはく)……運勢のがけ崩れがはじまりました。がんばって耐えてきたことがあっても、もう極限状態。
★24卦 地雷復(ちらいふく)……長い冬が去り、やっと春が立ち返ってくるときです。運気もジワリと回復していきます。一歩ずつ足元を確かめながら進んでいきましょう。
★25卦 天雷无妄(てんらいむもう・むぼう)……無理をしない自然体の人に天は味方します。そのためには、期待や欲望、作為を捨てること。「うまくいったらラッキー」ぐらいの気持ちで。
★26卦 山天大畜(さんてんたいちく)……大きな山を登る気マンマンなのに、実力は不足ぎみ。いまは力をためてチャンスに備えましょう。
★27卦 山雷頤(さんらいい)……“口”に関する暗示が二つ。一つは“食べもの”。もう一つは“言葉”。
★28卦 沢風大過(たくふうたいか)……過度の欲望や行きすぎた行動が、家が傾くほどの困難を招きます。負いきれないぐらいの責任、腐れ縁という暗示もあります。
★29卦 坎為水(かんいすい)……一つの苦難が解決したかと思えば、また別の苦難がやって来るときです。
★30卦 離為火(りいか)……一瞬で燃え上がるように情熱的ですが冷めるのも早そう。ものごとが明るみに出るという暗示もあり、いいほうに出れば自分が脚光を浴びますが、悪いほうに出れば不正発覚です。
★31卦 沢山咸(たくざんかん)……相手の気持ちや社会の動きを敏感に感じ取りながら、自分の感性を信じて進んでいきましょう。
★32卦 雷風恒(らいふうこう)……「女性は男性を立てて家庭を守る」という昔ながらの夫婦のあり方にならい、心変わりをするより現状維持に徹することで幸せになります。
★33卦 天山遯(てんざんとん)……キーワードは「逃げる」。運気は衰退の一方なので、見栄や外聞を捨て去り身辺整理をするときです。
★34卦 雷天大壮(らいてんたいそう)……運勢は好調で勢いがあるときですが、「口約束に注意」という意味もあります。
★35卦 火地晋(かちしん)……何をやってもうまくいくときです。ただし、行動を起こすには、早すぎても遅すぎてもダメ!
★36卦 地火明夷(ちかめいい)……不安な気持ちになっても、進むことも戻ることもできなくなりそう。身を慎み、チャンスが来るのを待ちましょう。
★37卦 風火家人(ふうかかじん)……「家」「家庭」に関する暗示があります。未婚の人には良縁到来。けじめをしっかりつけること、家事をきちんとこなすことが開運の鍵です。何か心配事やトラブルがあるとすれば家庭の事情です。
★38卦 火沢けい(かたくけい)……反目のときです。職場でも衝突があるかもしれません。一見悪そうですが意外とものごとがスムーズにいきます。小事には吉です。
★39卦 水山蹇(すいざんけん)……進むときではなく、待つときです。足のケガに気をつけてください。交通機関や履き物などのトラブルを暗示していることもあります。
★40卦 雷水解(らいすいかい)……「解」の文字の通り、いいほうに出れば「解決」、悪いほうに出れば「解消」。
★41卦 山沢損(さんたくそん)……投資、転職などには、金銭面での損が出ます。また、買い物もよく吟味しないと大失敗します。ただし、「損して得取れ」という言葉があるように、自分の損失は、めぐりめぐって誰かへの奉仕という考えもできます。誠意が吉。
★42卦 風雷益(ふうらいえき)……あらゆる面で自分にとって有利に展開します。賑やかな場所、音楽を楽しむ場所、乗り物で出かける旅などに縁があるときでもあります。
★43卦 沢天夬(たくてんかい)……結論をあと回しにしてきたことにケジメをつけるとき。人を傷つけるような方法や強引なやり方ではなく、正攻法で。
★44卦 天風こう(てんぷうこう)……思いがけない出会いや出来事があるときです。街で偶然誰かと会ったり、思わぬ災難に遭ったりと、何があるかはわかりません。女性はモテます。
★45卦 沢地萃(たくちすい)……人やもの、お金が集まり、楽しく過ごせるときです。人が大勢集まるパーティーや宴会などには進んで参加しましょう。
★46卦 地風升(ちふうしょう)……いままでの努力が認められ、地位の昇進や昇給などがありそうです。ただし、それが実現するまでには時間がかかります。女性は玉の輿の暗示あり。
★47卦 沢水困(たくすいこん)……当然のようにあったものがなくなり、悲嘆にくれることがあります。
★48卦 水風井(すいふうせい)……すべての人に対して公平に接しましょう。自分だけ水を飲むのではなく、人の渇きを潤してあげるような態度が吉を呼びます。おいしいものや温泉旅行などにも縁があるときです。
★49卦 沢火革(たくかかく)……古いものを捨てなければ、新しいものはやってきません。生まれ変わるチャンスは一度だけ。
★50卦 火風鼎(かふうてい)……すべてのものごとは時間をかけて手順を踏んで行いましょう。煮えたぎる鍋をひっくり返すようなアクシデントや三角関係の暗示も。
★51卦 震為雷(しんいらい)……雷のように、見かけ上は派手に展開するものほどあっけなく解消します。なにごともうまくいきそうでダメ。
★52卦 艮為山(ごんいざん)……進もうと思っても、大きな山が通せんぼするような運勢です。
★53卦 風山漸(ふうざんぜん)……結婚を表す易の言葉です。手順を踏んで進めることで大きな成果を手にできるときです。
★54卦 雷沢帰妹(らいたくきまい)……未熟な人が感情的に行動を起こすのはよくありません。序列を守る、うまい話に乗らない、一時の感情で動かないなどの正しい態度を心がけましょう。
★55卦 雷火豊(らいかほう)……いまが一番いいとき、ただし、頂点を極めた運気はこれからは衰える一方。楽しみごとや遊びは、やるべきことを片づけてから!
★56卦 火山旅(かざんりょ)……孤独感や焦燥感が強いときです。旅の恥をかきすてることなく、いつでもどこでも正しい態度でいましょう。
★57卦 巽為風(そんいふう)……「整う」という意味から商談や縁談はうまくいきそう。どこからともなく吹いてくる風のように柔軟で謙虚な態度が吉です。
★58卦 兌為沢(だいたく)……「兌為沢」の「兌」も「沢」も喜びの象徴。喜びを二度、という意味から再会、再婚などが起こりやすいとき。食べ歩きやおしゃべりなど“口”に関することに縁があります。
★59卦 風水渙(ふうすいかん)……好調期に入ったばかりなので気をゆるめないように。運勢面では何か新展開あり。
★60卦 水沢節(すいたくせつ)……節度をもった堅実な態度が求められます。高望みは厳禁。人間関係でも「親しき仲にも礼儀あり」が円満の秘訣です。
★61卦 風沢中孚(ふうたくちゅうふ)……真心は相手に届いており、相手もあなたを大切に思っています。どんな人にも誠実に向き合えば、話し合いはうまくいきます。
★62卦 雷山小過(らいざんしょうか)……「雷山小過」は「小さすぎる」という易の言葉。財産、実力、魅力など、なにかが小さく不足しているのに高望みをして苦労をしそうです。
★63卦 水火既済(すいかきさい)……掃除したての部屋のようにいまが一番いいときで、はじめはよくても次第に気がゆるんで崩壊します。
★64卦 火水未済(かすいびせい)……まだチャンスが来ていません。何をやっても、どことなく不安定さや不自然さがつきまといます。
これは易の中筮法(六変筮法)を使ったもの。結果の読み方については占い師の解釈によって違ってきますが、たかがコイン占いと思ったら、意外に奥が深いことが分かると思います。
ポイントは、イエスかノーかで答えが出るような質問にすること。私はいつ結婚できますか、といったような二者択一では答えられないような質問だとうまく答えを出せません。その場合は「この人と結婚してもいいですか」という質問の方が適しています。
【コイン占いで分かること】
コインの裏表の出方次第で吉凶や運勢を占っていくのですが、これが意外と侮れない!6回投げる方法なら64通りの答えがあるわけです。
ですから、「この人と結婚してもいいですか」という質問に対しても、ただOKかNGかという答えではなくて、結婚すればこんな運命がある、だからした方がいい(逆にしない方がいい)というように、割と細かいところまで分かってしまうんです。
卦の解釈さえ分かれば自分でも出来る占いなので、ちょっとやってみたくなりませんか?
六星占術
六星占術とは、中国に古くから伝わる統計学を元に、占い師の細木数子氏が独自に研究を重ね、今の時代に合うように編み出した新しい占いです。
新しいといっても六星占術に関する本が出版されたのは1980年代ですから、もう30年以上も愛されている占いなのです。
毎年運命星ごとに分けられた書籍が販売されていますが、女性には相変わらず高い人気を誇っています。
六星占術で大切な6つの星
六星占術では六つの運命星に分けてその人の運命を導きだします。
・金星
・天王星
・水星
・土星
・火星
・木星
の六つの星があり、生年月日によって決められています。それぞれ星の名前に「人」をつけ、金星人、天王星人などと呼びます。
さらにそれぞれの星に(+)と(ー)があり、陽と陰に分類されます。どちらに当たるかによって運勢も全く違ってきます。
また、六つの分け方以外にもう一つ、「霊合(れいごう)星人」というタイプがあります。生まれ年の干支によって霊合星人に当たる人は、自分の星の性質の他に、対局にある星の影響を受ける性質があり、なかなか個性的な性格の人が多いようです。
霊合星人という呼び名ではなく、「木星人の霊合星人」のように、基本の星にプラスした形で使われます。
六星占術の占い方
まずは自分の誕生日からどの星に属するのかを知る必要があります。これには「運命数早見表」を使い、自分の運命数を調べます。
例えば平成2年6月生まれの人は運命数が「34」。その数字から「1」を引き、生まれた日を足します。
6月15日生まれなら、34ー1+15=48となります。このとき、60を超えた場合はその数字から60を引いてください。
この数字がどの星に属するかで運命星が決まります。
・1~10 土星人
・11~20 金星人
・21~30 火星人
・31~40 天王星人
・41~50 木星人
・51~60 水星人
48だと木星人になりますね。この運命星は一生変わらないので、一度調べて見るといいかもしれません。
そして、生まれ年の干支から陽(+)か陰(ー)かも調べます。
<+>
子、寅、辰、午、申、戌
<ー>
丑、卯、巳、未、酉、亥
霊合星人は次の干支に当たる人です。
<霊合星人>
土星人(+) 戌年
土星人(ー) 亥年
金星人(+) 申年
金星人(ー) 酉年
火星人(+) 午年
火星人(ー) 未年
天王星人(+) 辰年
天王星人(ー) 巳年
木星人(+) 寅年
木星人(ー) 卯年
水星人(+) 子年
水星人(ー) 丑年
六星占術から分かること
どの星に属するかによって基本的な性格が分かります。また、星の運勢は毎年変わるので、今年はどんなことに気をつければいいのか、仕事や恋愛の運勢は?なども分かります。
大殺界など運気が低迷する時期もわかるので、その間は無理せず堅実に生活をしたり、良い運気がくる時には新しいことにチャレンジするなど、運勢をどのように味方に付ければいいかということも分かるようになります。
九星気学
九星気学といわれてもどんなものかちょっとイメージがわかない人も、「一白水星」「二黒土星」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
東洋占術の一つであり、日本でも良く知られている占いです。神社歴や昔ながらの日めくりカレンダーなどを買うと、このような言葉が書いてあるのを見たことがあると思います。
人の運勢だけでなく、家相などにも使える占術なのです。
九星気学とは
元々は九星術といい、日本には552年に伝えられたといわれています。「星」という言葉がついているものの、いわゆる天体の星を指すのではなく、易の八卦から来ているものです。
八卦は五行の「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(こん)」「水(すい)」をベースとしていますが、これと宇宙のエネルギーを9つに分けたものを組み合わせて方位の吉凶を占うのが九星気学です。
九星気学の「気」は目に見えないエネルギーのことであり、私たちの生年月日から導きだされる九星と12の干支から、その人の運命をひも解いていくのが九星気学です。
九星気学の占い方
九星気学では、まず生年月日から本命星を導きだしますが、他の占術と違って計算方法が難しくないのも特徴の一つです。
9つの本命星
一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しりょくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白水星(ろっぱくすいせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)
生年(昭和・平成)が12より少ない場合は12から生年を引きます。平成3年生まれなら、
12ー3=9→九紫火星 となります。
12よりも大きい場合は、1の位と10の位を足して12から引きます。足した数が12より大きくなってしまったら、9を足します。
昭和55年生まれなら、
12ー(5+5)=2→二黒土星
昭和59年生まれなら
12ー(5+9)=-2 9を足して7になるので七赤金星になります。
ただし、ここで気をつけなくてはいけないことが一つあります。気学では旧暦を使うので、新年は節分から開始します。
つまり、1月1日~節分までの誕生日の人は前年生まれとして計算をします。
この本命星を元にして、吉方位、凶方位などを割り出し、その年の運勢などを占うのです。
九星気学で分かること
九星気学でいう吉方位とは、単に運勢のいい方向を指すだけではなく、相性の良い相手や転職、引っ越しに適した時期なども知ることが出来ます。
吉方位は年盤、月盤、日盤の3つで示され、それぞれ影響を受ける期間や距離が違ってきます。例えば、日盤では凶方位であったとしても、月盤では吉方位だから今月の出張は大丈夫だろう、という判断が出来ます。
数秘術
みなさんは数秘術という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか。何を元にして占うのか、ちょっと分かりにくいかもしれませんね。
数秘術はその名の通り「数の秘密」というと分かりやすいでしょう。生まれた日だけでなく、名前(アルファベット)にも数字があり、その数字が持っている意味をひも解いていくための占いです。
数秘術とはどのような占い?
数秘術は、その始まりが古代ギリシャに遡るという説と、現在の数秘術はそれとは違い、20世紀に入ってからアメリカ人のミセス・バリエッタが広めたという説があります。
いずれも、数秘術は数そのものに意味があるという考え方のもと、生年月日や名前などからその人が持つ固有の数字を導きだし、その数から運命を占っていきます。
数秘術の占い方
数秘術には重要な4つの数字があります。
1.ライフナンバー
2.ディスティニーナンバー
3.ソウルナンバー
4.パーソナリティーナンバー
です。
このうち最も重要なライフナンバーについて、その数字の出し方をご紹介しましょう。
例えば、1980年07月17日生まれの人について。この数字をすべて足していきます。
1+9+8+0+0+7+1+7=33
3+3=6
この誕生日のバースナンバーは「6」となります。
もし生年月日を足した後の数字が「4+8」など10を超えた場合にはもう一度足して、1桁になるまで足すことを繰り返します。
数秘術では1~9までの数にそれぞれ意味があるので、自分のバースナンバーがどれに当たるかでその人の持っている性質が分かります。
残りの3つのナンバーは名前をアルファベットに直してそれを数に変換し、運命数を導きだします。
・ディスティニーナンバーは氏名
・ソウルナンバーは氏名の母音のみ
・パーソナリティナンバーは氏名の子音のみ
を使います。
アルファベットを9つのグループに分け、Aが1、Bが2、というように数字を振っていき、Iの9になったら次のJはまた1から始まる、というように数字を割り当てます。
例えば「やまだたろう」なら、
YAMADA TARO
7141412196
となります。
名前も生年月日と同じで、割り当てられた数字を1桁ずつ足していき、自分が持っている数字を導きだします。やまだたろうさんのディスティニーナンバーは「9」になります。
数秘術で分かるあなたの運勢
数秘術が他の占いと違うのは、生まれた日だけでなく、生まれた時につけられた名前にも意味があると考えていることです。
これらの数字で何が分かるのか、自分が生まれ持った性質や資質、適性などです。他の占いがどちらかというとこれからどんなことが起きるのか、統計的に運命を見ていくのに対し、数秘術は自分自身を深く知るためのツールです。
自分を知ることで、これからどうやって生きていくべきなのかということを考えていくための占いなのです。
おみくじ
神社に行ったらとおみくじを引いてみる、という人も多いと思います。でもおみくじの意味について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
大吉がいいもので大凶はよくないもの、くらいの認識だと思いますが、おみくじにも色々種類があり、単なる吉凶以外にも分かることがあるんですよ。
おみくじとは
おみくじというと神社で引くものというイメージがあると思いますが、元々は比叡山延暦寺の高僧・良源が始めたものだといわれています。
おみくじの種類は一般的には7種類で、
1.大吉
2.中吉
3.小吉
4.吉
5.末吉
6.凶
7.大凶
となります。
これは神社によって違い、半吉、半凶などを加えているものもあります。例えば京都の伏見稲荷神社のおみくじなどは、大大吉などを含めて17種類もあるんですよ!
順番も神社によって違うので、色々引いて比べてみるのも楽しそうです。
おみくじの意味
おみくじで大事なのは、単なる吉凶よりも何が書いてあるかということでしょう。吉凶の下の方に、
・待ち人
・失せ物
・学問
・恋愛
・縁談
・旅行
・商売
・争いごと
など、色々なことが書いてあると思います。むしろ、こちらを読み解くのが大事です。これらは神様からのメッセージですから、それをどう解釈するのかが大事なのです。
例えば、恋愛についてはそのまま「恋愛」のところを見れば良いですが、結婚となると「縁談」に書かれていることを参考にした方がいいですね。
「待ち人」というと恋愛っぽい感じがしますがそうとは限らず、「自分が待っている人」ということ。
仕事に関する人かもしれないし、友達かもしれない。定義がないので、捉え方によって求めている人に会えるチャンスをつかめるかもしれない、ということです。今後、自分の人生のキーパーソンとなる人との出会いが待っているかもしれませんね。
ちなみに、おみくじの有効期限ですが、次のおみくじを引くまでという説もあれば、いつまで続くのかは自分の気持ち次第だという説もあります。
いいものを引いたら、次に「必要」だと心が感じるまで大事に持っておくのもいいかもしれないですね。
おみくじの役立て方
よく、悪い結果だったら神社の木の枝などに結んでいくといい、と言われますが、これは特に根拠のあることではなく、結んで帰ってもいいし、持ち帰ってもいいのです。
おみくじは結果を良い、悪いだけで捉えてはもったいない。健康や金運、恋愛など様々なことに関することが書いてあるのですから、吉凶だけに一喜一憂するのではなく、それらを今後の生活にどう役立てていくか、ということを考えるために使った方がいいでしょう。
せっかく出会ったおみくじの言葉を自分の人生にプラスに活かしたいものです。
五行易
五行易は知名度こそ低いものの、占いを少しかじっている人なら通ってきたことのある占い方法です。
その歴史は古く、有名な占い師なら五行易を心得ている方がほとんど。
今回は五行易について、特徴や占えることなどを解説していきます。
五行易の歴史
五行易は非常に歴史の古い占い。中国では2300年以上前に生まれたと言われています。
木、火、土、金、水という五行の状態を見て、物事や人物の状態、吉兆を占うという方法です。
五行易の易は「占い」の意味があります。
五行易を知るには、そのベースとなっている五行思想と陰陽五行思想について知る必要があります。
五行易の占い方法
五行易は生年月日ではなく、筮竹、サイコロを使って行います。
筮竹やサイコロ、コインを使って占う方法の中には周易という占いもありますが、こちらには陰陽五行説は関係していないので別物と考えていいでしょう。
五行易には一般的にはサイコロ3つや硬貨3枚が利用されます。
サイコロの場合は奇数が出れば陽、偶数が出れば陰、硬貨の場合は表が出れば陽、裏が出れば陰として考えられます。
まずは占う目的を決めて、占うその日の干支をチェックします。
占いたいことを念じながらサイコロ、またはコインを振り、出た目を計算します。
陽が2点、陰が3点。3つのサイコロ、コインの合計の数字をメモし、同じことを6回繰り返します。
さらに詳しく1回目から3回目の結果を上掛、4回目から6回目の結果を下掛と呼びます。
この結果は64通りに分類されますので、どれに該当するのかをあらかじめ決められた表を参考に「確認します。
その結果には用神というものがあり、用神と五行から、占いたいことの結果を導き出していきます。
五行易で占えること
五行易ではいいか悪いかといった簡単な結果だけでなく、どれくらいの時期に起きるか、またいつ行動に移せばいいのかということまで見ることができます。
高い的中率があるのも特徴です。
しかし五行易はあくまで短期的な結果のみを知ることができる占い方法。
十年後、人生すべてにおいてなどの、長期的な占いとなると五行易よりも四柱推命のほうが向いていると言えます。
また、他人の気持ちなどを知ることも難しく、性格を占うこともできません。
あくまでも心配している近々起きそうなことについて占ってもらうのがいいと言えるでしょう。
五行思想とは
五行易を取得するには、五行思想を知る必要があります。
五行思想とは木、火、土、金、水の5つのジャンルにものごとを振り分けたもので、それらの相関関係からものごとを読み取っていくという方法です。
木は植物が生息している状態を示し、春を象徴します。
火は炎が燃えている状態を示し、夏を象徴しています。
土は地面から養分を吸った植物が成長していく状態を意味し、土台、基礎を意味します。季節でいうと夏の終わりや季節の変わり目を意味することが多いようです。
金は土の中に眠る鉱物を象徴します。冷たく硬い状態も意味し、季節でいうと秋に分類されます。
水は湧水を象徴し、冬を意味します。
世の中のものごとはすべてこの5行に分類されるというのが五行思想。
木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を生むといった、一つがもう一つの性質を強めることを五行相生と呼びます。
反対に一つがもう一つの性質を弱めることを五行相剋と呼びます。
陰陽五行思想とは
五行思想にさらに陰陽思想が加わったものです。このようにより詳しくジャンル分けすることで、より複雑なこの世のものごとを明るみに出そう、という考えのもとに成り立っています。
陰陽思想とは、ものごとはすべて陰と陽のように二極化したことに分けられるという考え方。
男と女、天と地、吉と凶などと考えるとわかりやすいでしょう。
四柱推命でも登場した十干の考えをもとに、
木は甲と乙
火は丙と丁
土は戊と己
金は庚と辛
水は壬と癸
とそれぞれ陰陽を分けていきます。
五行易の用語①六十四卦
六十四卦は五行易の占い結果のことです。
五行易は八卦と八卦を合わせて64通りの結果があり、それぞれに深い意味合いを持っています。
の六十四掛には悪い結果、いい結果があり、これによって占い結果がどうなったのかを知ることが可能です。
五行易の用語②用神
用神とは、占う対象のこと。
自分についてうらなう場合は世爻(せこう)、彼氏、彼女など第三者との相性を占う場合は応爻(おうこう)などなど、多くの対象が五行易には用意されています。
まずはこの用神を設定してから占うことで、より正確な結果を得ることができるのです。
電話占いで五行易を試してみよう
五行易についてご紹介いたしました。
普通の占いよりややこしく、専門的な知識が必要になる五行易。
占ってほしいという方は、プロの占い師にお願いすることをおすすめします。
中でも電話占いなら、占いをしてもらいに行かなくても気軽に本格的な占いを受けられる方法です。
電話占いを取り扱っているサイトはたくさんあるので、五行易が得意な占い師を見つけて早速予約をしてみましょう!
<h2="sannmei">算命学
東洋占星術の一つである算命学は、四柱推命と似ています。どちらも歴史が古く、中国の五行説や生年月日から導きだされる干支などを使って占っていくものです。
難解でその習得にはかなりの時間がかかるといわれる四柱推命は生まれた時間も必要としますが、算命学は生年月日だけで占うことが出来ます。
かといって簡単な占いというわけではなく、古代中国では皇帝が政治や軍事戦略を練るために活用してきた「学問」だったのです。
算命学とは
算命学は「天中殺(てんちゅうさつ)」という言葉で有名になりました。日本で知られるようになったのは比較的歴史が浅く、戦後になってからです。
昭和40年代に高尾義正という人が算命学の理論を統合し、すでに中国ではすたれてしまった算命学を復活させたのです。
中国の陰と陽、五行説の考え方をベースとし、天の動きを読み取ることで今後の運命を占います。生年月日によって人は生まれ持った性格があり、その性格が運命を作るという考え方のもとに、目先のことだけでなく長期的な占いが出来るのです。
算命学の占い方
算命学では生年月日から導きだした干支を9つのマスに当てはめていきます。
生年月日から十干(じゅっかん)と十二支を割り当て、陰占、陽占、天中殺の3つが表された「人体星図」を作りそこから今後の運命を占います。
陰占には干支が、陽占には星の名前がそれぞれ割り当てられます。陽占は身体の部位で表され、どの部分にどの星が出るかでその人の性質、これまでの人生、そして今後の人生を占っていきます。
命式の導きだし方はとても難解なので、一から計算するのはプロの占い師でも難しいとされています。
早見表などを使ったり、今はインターネットで生年月日を入れることで命式を作ってくれるサイトなどもあります。
算命学から何が分かる?
算命学といえば天中殺ですが、これは十干と十二支を組み合わせた時のいわゆる「隙間」。10と12で2の差ができますから、その空間にあたる時期を天中殺といいます。
この時期は何をしてもうまくいかない時期とされ、悲観的に考える人もいますが、それを今後の人生に役立てていこうというのが算命学の考え方です。
人生の浮き沈みは誰にでもあり、前もって分かっているからこそ、その時期は博打を打つようなことはせず、充電期間にあててじっくり力を蓄える、というようなことが出来るのです。
ルーン占い
ルーン文字を使ったちょっと神秘的な占い、ルーン占い。日本人にはあまり馴染みのない占いかも知れませんね。
あまり細かい法則のない占いなので、気軽に占いを楽しみたい人には向いている方法かも知れませんよ!
ルーン占いとは?
ルーン占いで使うルーン文字は全部で24文字。古代ゲルマン人が使っていた文字で、アルファベットのようでもあり、記号のようにも見えますが、一つ一つにきちんと意味があります。
ルーン文字が書かれた石やカード、木片などを使って占うのが一般的ですが、魔術として使われることもあります。魔術といっても恐ろしいものではなく、願い事を叶えるための御守りを作るおまじないのようなものです。
地域によっては文字の数が変わる場合がありますが、出てきた文字の意味を解釈するという占い方の基本は同じです。
ルーン占いの占い方
ルーン占いは細かいルールが決められていない、というのが面白いところで、文字が書かれた石や木片を投げてもいいし、引いてもいいし、並べてもいいんです。
要は、自分の質問に対してどの文字が出たか、ということが大事なので、文字の出し方はどうでもよいということです。
しかし何でもいいといわれても初めてだと占いづらいと思うので、よく使われる「キャスティング」と「スプレッド」をご紹介します。
「キャスティング(casting)」とは投げることです。大きな布地を広げて、その上に9片の木片(枝)を投げます。布からはみ出たものなどを取り除き、残った枝の重なり方などから文字を読み取るもので、やや中級者向けの占い方です。
「スプレッド(spread)」は、石などを適当に選び、タロットカードのように一定の位置において占います。1枚引きや3枚引きなどのやり方があります。
もっと気軽に占うなら、石を入れた袋から1つだけ選んで、その文字を見るという方法でもOKです。おみくじのような引き方ですね。
心の中で質問を思い浮かべ、集中して石を引いてください。そこに書かれている文字が、導きだされた占いの結果です。
ルーン占いで分かること
ルーン占いはタロットカードと似ていて、出てきた文字を偶然とは捉えずに、何らかの意味がある、という風に考えます。今後の大きな運命について占うというよりも、短期的な展望や今日の運勢は?など近い未来のことを占うのに適しています。
基本的には1つの質問に1つの答えを受け取る形で占っていきますが、大事なのは落ち着いた環境で石ときちんと向き合うことです。そうすれば、文字のメッセージを直感的に受け取ることが出来るでしょう。
ホラリー占星術
ホラリー占星術とはあまり聞き慣れない名前の占術だと思いますが、西洋占星術の一つです。占星術というと生年月日を使って占うことが多いですが、ホラリー占星術はひと味違う占い。その面白さについてご紹介したいと思います。
【ホラリー占星術とは】
ホラリー占星術は、ホロスコープを作るというところは他の占星術と同じなのですが、占う人の生年月日を使うのではなく、質問の内容によって使う日時が変わってくるんです。
それは、悩みが生じた年月日を使うということ。これが、他の占星術との大きな違いです。
物をなくしてしまった時とか、次に彼に会えるのはいつ頃?など物事に適したタイミングを知りたい時にも使える占いです。
【ホラリー占星術の占い方】
ホラリー占星術の年月日の特定の仕方には2種類あって、もし自分で占う場合には、その悩み事が生じた年月日、もしくはこの問題を何とかしたい!と思った日時です。
占い師に占ってもらう場合には、その人に悩み事を話して、占い師が内容をしっかり理解した瞬間の日時を元にしてホロスコープを作ります。
自分で占う場合には、インターネットなどでホロスコープを作ってみるといいでしょう。
また、ホラリー占星術を使う時に大事なことが3つあります。
1.真剣な気持ちで占うこと
なんとなくお金持ちに慣なれたらいいなあ、というような漠然とした気持ちではなく、例えばお店をやっている人なら、今年は何とか売上を倍増させたい、そのためにはどうしたらいいんだろう、と真剣に悩んで、答えが欲しい!と思っている気持ちが必要です。
2.何度も同じことについて占わないこと
占いの結果が自分の思い描いたものではなかったとしても、その悩み事が出てきた日時に対する答えなので、何度占おうと結果は変わりません。
もしもう一度占いたいと思うなら、しばらく時間を開けて、またその悩みが具体的に頭に浮かんできた時にします。
3.質問は具体的にすること
一般的な西洋占星術とは違うので、漠然と「私はどのような人生を歩むでしょうか」というような答えが出づらい質問は避けます。
具体的に、「この人と結婚できますか」「○○を昨日なくしてしまったのですが、どこにありますか」など、できればイエスかノーで答えられる質問にします。
【ホラリー占星術から分かること】
ホラリー占星術はあまり遠い未来のことまでは見通すのには適しておらず、だいだい1年くらい先までの近い将来のことを占うのに適しています。
その代わりといっては何ですが、普通の占星術では大まかな運命しか分からないところ、ホラリー占星術なら悩み事に対するはっきりした答えを得ることが出来ます。
今つき合っている人からプロポーズされたが結婚について迷っている、というような時には、結婚すべきかどうかはもちろん、する場合にはいつどこでどのように、というようなことまで占うことが出来るんです。
漠然と死ぬまでの運命が知りたい場合には西洋占星術、具体的に「今どうすべきか」ということを知りたいならホラリー占星術がおすすめです。
インド占星術
占星術には実にたくさんの種類がありますが、インド占星術もそのうちの一つです。しかし、インド占星術は占う目的によってさらに細分化されているので、やや複雑な占いとなっています。
まだあまり馴染みのない占いかもしれませんが、健康や仕事、結婚など幅広く占うことの出来るインド占星術についてご紹介します。
インド占星術とは?
占星術はものすごく大まかに分けると、東洋占星術と西洋占星術に分かれます。インド占星術は中国系の東洋占星術ではなく、西洋占星術のグループに分けられ、実際に空にある星の位置を元にして占う方法です。
12星座を使うのは西洋占星術と同じなのですが、基本となる牡羊座の0度の決め方が違うのです。
西洋占星術では春分の日がいわゆる新しい年の始まりで、私たちの元旦に当たります。この日に太陽のある位置を牡羊座として12星座を決めていきます。これはトロピカル星座帯と呼ばれます。
それに対してインド占星術では実際に空にある星を見て、牡羊座のある位置から天空を12分割することで星座の位置を決めるのです。これをサイデリアル星座帯といいます。
インド占星術の占い方
インド占星術でも生年月日や生まれた時間を使います。正確に占うためには生まれた時間が分からないと占えない、というのが特徴です。
生まれた日は当然分かっていても、生まれた時間までは知らないという方の方が多いのではないでしょうか。これが分からないと占えないということが、インド占星術が今ひとつ広がっていかない理由の一つかもしれません。
インド占星術では9つの星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、ラーフ、ケートゥ)、12の星座、12のハウス、27の宿を使います。生年月日と生まれた時間から出生図を作り、これらを当てはめていくことで、その人の運勢を占うのです。
インド占星術で分かること
インド占星術では、その人の生まれ持った性格や素質などから、
・どのような仕事が適しているか
・転職の時期
・起業の時期
・病気の有無
・金運
・結婚、恋愛に関すること
・人間関係
など、幅広い内容を占うことが出来ます。
また、人生全体を通しての吉凶やライフイベントの時期、運のいい時期、悪い時期なども分かります。
インド占星術が少し特殊なのは、運命を変えるための占いではなく、運命を知って、その中でどう生きていくか、ということを考えるためのツールだということです。運命というよりも宿命といった方が良いかもしれません。
ベースにあるのはやはりカースト制度でしょう。西洋占星術では解釈がある程度自由で、未来を予測しながら今後の人生の流れを考えますが、インド占星術では努力で運命を変えられる範囲がとても厳しいのです。
その意味では、あくまでも自分が出来る範囲内での幸せを追求するための占いといえるでしょう。
奇門遁甲
奇門遁甲(きもんとんこう)なんて、聞いたこともない!という方の方が多いと思います。漢字が使われていることからも分かるように、中国が発祥の歴史のある古い占いです。
奇門遁甲とはどのような占いなのか、現代の私たちの悩みにどう答えることが出来るのか、ということをご紹介します。
【奇門遁甲とは】
奇門遁甲の起源はとても古く、紀元前の黄帝の時代から使われているという説もあります。数千年に渡って用いられてきたこの占術は、「方位の吉凶」を占うためのものなのです。
方位を占うというと「九星気学」とも似ていますが、元々奇門遁甲が軍事に使われていたということもあり、その時々の「良い方角、方位」というのは基本的に変わりません。
九星気学は人の影響も受けるので、占う人によって良い方角が変わります。今の時点での良い方角を示すという奇門遁甲と、あなたにとってのよい方角を示す九星気学はそのような違いがあるのです。
【奇門遁甲の占い方】
奇門遁甲は「盤」というものを使って占いますが、この盤を作るのがとても難しく、種類もいくつかあるために、なかなかメジャーな占いにならないのでしょう。
奇門遁甲の「門」という字が表すように、8つの門が方位を示しています。開門、休門、生門の3つの吉門と、傷門、杜門(ともん)、景門、死門、驚門の5つの凶門があります。
この門を東西南北4つと、その間の方位(北東など)4つの8方位に当てはめます。そして乙丙丁の三奇、一白・二黒などの九宮、天柱、天心などの九星、六合、朱雀などの八神と組み合わせて年盤、月盤、日盤を作っていくのです。
とにかく、盤を作る工程は素人には難解で、そう簡単には出来ません。
また、奇門遁甲は太陽のエネルギーを使う戦術ですから、できれば良く晴れている日に行った方がいいでしょう。天気の悪い日はエネルギーが乱れやすく、正しい鑑定が出来ない可能性があるからです。
【奇門遁甲から分かること】
私たちの日常生活は、思っているよりも方位の影響を受けています。同じことをするのでも、方位を意識して動くと結果は変わってきます。奇門遁甲で出る方位は、2時間以上歩く距離で作用が出るといわれています。
昔は、権力者が「この方位に向かって攻めたらうまくいくか?」ということを知るために使われていただけあって、「今この行動をするにあたって、どの方位が吉か」ということを知りたい時に使える占いです。現代に当てはめるなら、旅行に行くならAとB、どちらがいいか、ということに使えますね。
吉方位は時間によって変わっていくので、遠い未来のことを見通すというよりは、数日以内の行動について聞くのが良さそうです。
六壬神課
六壬神課という占いは、名前を聞いたことすらない、という方が多いと思います。まず、この読み方から分からないですよね。
これは「りくじんしんか」と読みます。漢字で書かれているということは東洋の占いでしょうが、いったいどのような占いなのでしょうか。
六壬神課とは?
六壬神課は中国や台湾では大六壬とも呼ばれますが、日本では一般的に六壬神課で通っています。元々は中国で生まれた占術で、紀元前から使われている大変歴史の古い占いなのです。日本には飛鳥時代に伝わったといわれています。
日本でも有名な陰陽師・安倍晴明が得意とした占いで、平安時代には陰陽師達がこぞって利用していたそうです。今ではその名もあまり知られていない占いなのに、この当時は国家の重大事を六壬神課を使って占っていたというから驚きです。
江戸時代に入り、一度はすたれてしまった六壬神課ですが、昭和に入り阿部泰山という人が復活させたことで、再び脚光を浴びるようになりました。
六壬神課の占い方
六壬神課では「天地盤」と呼ばれるものを作ります。東洋の占いでは、例えば四柱推命なら命式を、算命学なら人体星図を生年月日などから作ります。それと同じようなものだと思ってください。
六壬神課で基準となるのは生年月日ではなく、占おうとした時間や占いを依頼された時間です。その時間から天地盤を作るのです。
天地盤は天盤と地盤という2つの盤からなります。
天盤:十二神、十二天将などを割り当てるもの
地盤:十干(じゅっかん)、十二支、四隅の門などを割り当てるもの
ここからまず四課(しか)を作り、次に四課と天地盤から三伝(さんでん)を作ります。
四課:一課~四課
三伝:初伝、中伝、末伝
この作り方が何通りもある上に、非常に難解なので、少し勉強したくらいではとても習得できない、非常に難解な占いです。
しかし、古代から政治や軍略にも使われてきただけあって的中率は非常に高く、占いが好きな人には密かに高い人気を誇っている占いなのです。
六壬神課で分かることは?
他の占いのように、今後の運命など漠然とした先のことを占うのではなく、「目先のこと」を占うのに適しているといわれています。
具体的には人との相性やものとの相性です。例えばものをなくした時、そのものがあるであろうと思われる方角や探すべき場所などを言い当てることも出来るという、少し特殊な占いです。
運命というよりは、物事の吉凶を占うための占術で、この人と結婚してもいいか、とか、今の仕事はうまくいくか、など、まさに今起きていることについて占うのに適しています。
紫微斗数
紫微斗数(しびとすう)ってどんな占い?と聞かれたらちょっと分かりにくいかもしれませんね。東洋占星術の一つである紫微斗数は、素人が簡単に習得できるものではないのですが、精度の高い占いとして知られています。
【紫微斗数とは】
紫微斗数は中国で始まった占術で、陳希夷(ちんきい)という人が創始者だとされています。唐の時代、西洋占星術がインドを経て中国にもたらされ、それが独自に発展したと考えられています。
西洋占星術では実際の星の動きを元にホロスコープを作り、その人の運命を見ていきますが、紫微斗数では独自の星を使います。
日本ではあまりメジャーではないかもしれませんが、中国や台湾ではよく使われる占術で、四柱推命と併用されることが多いです。
【紫微斗数の占い方】
紫微斗数は生年月日、生まれた時間を使って占います。基本的には生まれた時間まで分からないと占うことが出来ません。
命宮、兄弟宮、夫妻宮、財帛宮(ざいはくきゅう)、田宅宮など12の宮があります。例えば命宮は基本的な性格を表す宮、財帛宮は金運を表すなど、それぞれに分かる運命が違います。
生年月日などからこの宮にどの星が入るのか、という「命盤」を作るのが紫微斗数で一番大変なところでしょう。
紫微星、天機星、太陽星などの星があり、それぞれが吉凶と固有の性質を持っています。
例えば、命宮に財運を表す武曲星(ぶごくせい)と温厚で寛容な天府星(てんぷせい)が入ると、穏やかな性格で、比較的財産にも恵まれているというように判断します。
生年月日、生まれた時間、それによる十干十二支から紫微斗数独自の想像上の星をこの宮に当てはめていくのですが、最大で108個も使われるため、簡単には習得できない占いなのです。
ただ、難しい分精度が高く、その人の運命を正確に占うことができる、とも言えますね。命盤はインターネットの占いサイトを使うと簡単に作れるので、興味のある方は是非試してみてください。
【紫微斗数で分かること】
紫微斗数では、その人の基本的な性格から、結婚運、家族運、仕事運など何でも占うことが出来るといっても過言ではありません。
上司や部下との関係など仕事に関することもあれば、生き甲斐や人生の楽しみ方など、どういう生き方が幸せなのかということまで見ることが出来るのです。
そして、その人が持っている運命から、今後どのような人生が待っているのかということをひも解いていきます。あなたの生まれ持った性質をどのように活かしていけば、よりよい人生を送ることが出来るのかということがわかる占術です。